もし、
少し昔の自分から
今のあなたへ
声が届いたとしたら、
きっと少しだけあったかい。
未来に声を残してみよう。
変っていく自分に
優しいエールを。
巡言電話は、
未来の自分に向けて
声を残すための装置。
時間を巡って届く言葉。
これを、「巡言」と名づけてみる。
1. 時間を隔てて、自分から自分へと巡る言葉。
2. 自分に向けて託す伝言のこと。
HOW TO USE
未来の自分への言葉を考える
受け取る時間を設定する
受話器に向かって録音する
設定した時間が訪れる
過去の自分からの声を聴く
「次に聞くとき、ちょっと成長してますように。」
── 1年後の自分に向けて
「おはよう、今日も頑張ろう!」
── 朝起きる自分に向けて
「1ヶ月前にハマってた曲。もう一度聴いてみて」
── 1ヶ月後の自分に向けて
「レポート、大変そうだったね。期限、忘れないで。」
── レポートの期限が迫る自分に向けて
「今日、少しがんばれたね。」
── 作業が終わったあとの自分に向けて
「昨日はあまり寝られなかったね。今夜は休もう。」
── 深夜の自分に向けて
DESIGN CONCEPT
受話器を取るという身体的な動作により、確かな重量感とともに未来の自分を想像して言葉に向き合う「意識的な時間」を作り出します。
ダイヤルを回す遅延時間を通じて、「いつの自分に話すのか」という感覚を、物理的な「手触り」として意識させます。
物理的なベルの音に対して自ら受話器を取ることで初めて再生される。「過去の自分からの呼びかけに応答する」能動的な体験を重視しています。
過去の肉声を聞くことで生じる微かな違和感が、今の時間がどのように見えるかを静かに問いかけます。